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フォトフレームのこと

今回の写真館で、私が大切にしたかったテーマは、長く続くこと。

スローフードとかスローな暮らし、という言葉がありますが、

それに近いイメージです。

スローなしゃしん。

大量の写真データではなく、大切にしたくなる一枚のしゃしん。

その考えはフォトフレームも同じです。

私の母は、革細工や草木染め、織りなどをやっており、

クラフトフェアに連れて行ってくれたり、カゴを編むのを見せてくれたりと、

小さな頃からクラフトや手仕事を身近に感じながら育ちました。

自分でモノを選ぶようになってからも、

私がうちに連れて帰るモノサシは、「ずっと好きでいられるもの」

安くて大量に作られたものより、確かな技術とこだわりを持って作られたものに惹かれます。

お渡しするフレームは、松本の家具職人さんにお願いし、

家具を作る際に出てしまう端材を使って作っていただいています。

棄てられるはずだった端材が、こんなにも美しくなるなんて!

半年〜1年に一度、オイルで拭いて育ててあげて、

それぞれのお宅で、家族と一緒に年月を重ねていっていただきたいなと思っています。

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「春かすみ写真館」のしゃしん、まもなく発送です。 もうしばらくお待ちください。

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